空室対策を考えるときに何から手を付ければ良いか?
見た目の印象を左右するのは面積が広い部分
室内で最も面積が広いのは壁・天井です。
ここにしっかりと手を入れれば見た目の印象は大きく変わります。
つまり空室対策的にはとても有効なのです。
でも実際には壁と天井には「量産クロス」を張る物件が賃貸ではほとんどです。
結果として、見た目の印象を左右する部分がどの物件も同じような感じになってしまいます。
空室対策を考える場合に他の物件と同じことをやっても効果がありません。
同じものは比較される運命にあるからです。同じようなものなら安い方が良いということで(家賃が)少しでも安い方に流れます。
だから何かを「新しくする」よりも「違いを出す」ことが重要なのです。
「他と違う」物件は家賃を比較されにくいからです。
限られた予算で空室を解消するには、中途半端に水回りにお金をかけて、内装は平凡というのが一番ダメなパターンです。逆に水回りはそこそこにして、内装のデザインがおしゃれ、というのが有効な勝ちパターンのひとつです。
壁面の一部の色や材質を変えることで部屋の印象はガラリと変わります。同時に床の色も変えることでより効果を高めることができます。
設備など費用をかける大型リフォームも魅力的ですが、少ない工程、少ないコストでも部屋の印象は変わります!
タイル・レンガ調から木目調、花柄など アクセントクロスにするだけで、見た目の印象を変えることができます 。